EBS 1TV <一つだけの地球>はもう我が国では特別な存在になってしまった‘黒い牛’を訪ねてみる。
済州には人々がよく知らない特別な牛が暮らしている。まさに全身が真黒く覆われた黒い牛、黒牛だ。
韓牛なら普通は黄色い牛だけと思う私たちに黒牛は見慣れない。しかし黒牛は韓国土種牛に該当する。高麗時代の安岳3号墳壁画と朝鮮王朝実録の記録を見れば黒い牛はB.C.から私たちと共に生活して来た。朝鮮時代には王の進上品であり、国の祭祀に捧げられる高貴な供物の役割をしたりした。
これほどまでに愛された黒牛が我が国から消え始めたのは日帝強占期の時だ。日帝は黒牛を国外搬出したあと韓牛の標準毛色を赤色を帯びた黄牛に規定した。基準が変わったことで黒い牛は突然に雑種扱いを受けて、徐々に畜産農民が黒牛飼育を忌避して自然に私たちのそばから消えることになったのである。
100年間伝えられた方式で3代黒牛を育てて来たコ・ワンスさん(72)の牧場を訪ねてみた。放送は午後8時50分。
2016/08/18 19:43
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201608181942005&code=960801

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