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2008年07月25日

【新聞】朝毎読「部数激減」の非常事態

朝毎読「部数激減」の非常事態
「毎日」が400万部の大台割れ。生き残るのは部数増の「日経」にブルームバーグと手を組む「産経」か。
2008年8月号 [ああ火の車の新聞業界]

全国紙の優勝劣敗が一段と鮮明になってきた。「毎日」は今年4月の発行部数(日本ABC協会の調査、以下同)が前年同月より10万部減少、「朝日」も6万部の大幅減。「読売」も1万部近く減った。一方、「日経」は2万部増、「産経」も1万部増と逆風下で発行部数を伸ばした。

別表は、我が国11大紙(全国紙5紙、ブロック紙6紙)の今年4月の発行部数の一覧である。ほとんどの社で「前年比」の欄にマイナスが並ぶが、なかでも突出しているのが毎日。1年前に比べ10万部も減った。5月の部数も前年比で10万部減少している。
http://facta.co.jp/article/200808045.html

 「新聞業界が炎上してます・・・」

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2008年07月16日

【産経】【語誌ップ拾遺帳】死に神【朝日】

【語誌ップ拾遺帳】死に神
 拝啓 鳩山邦夫法務大臣

 あなたは法相として13人の死刑囚に刑を執行されました。このことについて朝日新聞は「またの名を死に神という」と書き、あなたを「死に神」呼ばわりしました。朝日の無知蒙昧(もうまい)にあきれるとともに、大臣が心を痛められたことに深く同情申し上げます。

 そもそも法務大臣が死刑を執行するのは法の定めであり、鳩山大臣ご自身も恐らくは、強い自責と葛藤(かっとう)の中で忠実に職務を遂行されたことと思います。あの宮崎勤死刑囚の刑執行も「死刑確定から2年余、異例の早さ」などと伝えられていますが、これとて遅かったくらいで、刑事訴訟法では確定から6カ月以内に執行するよう定められています。歴代法相の中には宗教上の理由から死刑を執行しなかった者がおりますが、これらの者こそ法律違反者であり、それを責めるのが新聞の正しい姿勢であると信じています。

 法を順守する大臣を中傷した朝日新聞はそれとも、「法務大臣は法を守るな」とでも言いたいのでしょうか。自己の主張の矛盾に気づかないようでは、朝日の記事はもはや、すべてがうそということになってしまいます。

 話は飛躍しますが、人類で最初に生まれ、同時に最初に死んだ人の名を「ヤマ」といいます。インドの神話によれば、ヤマは死者の国(天界)への道を最初に見つけたことによって天界の王となります。が、時代が下るとヤマは、かわいそうなことに「死に神」とみられるようになりますが、一方ではヤマは、死者の生前の行為を審判する思想とも結びついていきます。

 このインドの神、ヤマが中国を経由し日本に伝わってきたのが、誰あろう、閻魔(えんま)大王なのです。閻魔はヤマの音写語です。ご存じの通り閻魔さまは、死者の生前の行為を正しく審判し、善行を積んだ者は天国へ、悪事を重ねた者は地獄へと、行き先を分ける“執行責任者”となったのです。もちろんうそをついた人間の舌を抜くという大事な役目も負っていることと思います。

 この閻魔さまの由来を朝日新聞が知っていたかどうかはともかく、刑執行の責任者である法務大臣を「死に神」と呼ぶのは、ちょうど閻魔さまを「死に神」呼ばわりするのと同じで、善良な日本国民なら実に罰当たりなことと思うはずです。そこで鳩山大臣に提案します。「死に神」呼ばわりされたのを逆手にとっていっそ開き直り、閻魔さまよろしく、国民にうそを垂れ流す朝日新聞の舌を抜いてやったらいかがでしょう。ただし、朝日の舌が何枚あるのかは承知していませんが。(東京校閲部長 清湖口敏)

 「法務大臣にお手紙書いた」

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2008年07月09日

【報道】ワールドニュース:後世に残る仕事

にいがた発・ワールドニュース:後世に残る仕事 /新潟
にいがた発・ワールドニュース:後世に残る仕事 /新潟
 <WORLD NEWS>

 「地図に残る仕事」。

 以前、大手建設会社が流していたCMのフレーズだ。その言葉から橋やビルなど地図に残る大型事業に携わる者の気概や責任感が伝わってきて、耳に心地よく響いた。

 新聞づくりは「記録に残る仕事」。テレビやインターネットのニュースもDVDなどで保存できるが、新聞の場合、最初から「記録に残す」ことを目的としている。それが大きな特徴だ。

 毎日新聞など全国紙は1カ月分の新聞(東京本社発行の最終版)を1冊にまとめた「縮刷版」を毎月発行している。政治から経済、社会、芸術などのリアルタイムの動きを記録した歴史書とみることもできる。

 昔の縮刷版をめくっていて自分が書いた「特ダネ」記事を見つけると、ついニンマリする。

 逆に自分で出した「訂正」記事が目に入ると今でも気分が落ち込む。間違った記事を書いた時の状況、デスクから指摘された時の会話などが瞬時に脳裏に浮かんでくるのだ。

 間違った記事を載せた新聞は、それが一部であっても欠陥商品。記事に書かれた当事者、さらに新聞代をいただいている読者の皆様に心から謝罪しなければならない。

 謝ったら終わり−−ではない。なぜ間違えたのか、再発を防ぐためにはどうしたらいいのかを検証する必要がある。

 最悪の対応は、「気づいたのは一部の人」と高をくくり訂正に応じなかったり、表面だけ取り繕って本当の検証を行わないこと。その行く先には信用失墜しかない。


 冒頭で触れた建設会社は今、談合問題で揺れている。この会社の「いい話」を取材したことがあるだけに余計に腹立たしく、「改める気があるのか」と言いたくなる。

 一方、新聞業界でも信じられない不祥事が相次いだ。自社、他社の境界を越え、業界全体の問題として考えるべきではないか、と私は思う。

 それができないと、とてもじゃないが胸を張って「後世に残る仕事」なんて言えない。(新潟支局長、柴田朗)=毎週月曜に掲載

 「間違った記事を載せた新聞は、それが一部であっても欠陥商品なのです」

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2008年06月29日

【東海新報】六カ国協議に日本だけ取り残される?いいだろう。拉致問題解決なしにビタ一文出す必要などない

【東海新報】六カ国協議に日本だけ取り残される?いいだろう。拉致問題解決なしにビタ一文出す必要などない[06/28]
北朝鮮を「テロ支援国家」と指定していた米国が心変わりしたことで、拉致被害者家族会はがっくり肩を落としている。政権が対北強硬派の安倍前首相から融和派の福田首相に代わって以後、頼みの綱は米国だけとなっていただけになおさらだろう

▼家族会の心中を慮ってかブッシュ大統領もライス国務長官も、指定解除は拉致問題の先送りを意味しない、解決に向けて努力していくといった発言をしているが、これはリップサービスに終わるだろう。名を捨てて実を取った北が自国に不利な拉致問題で日本に譲歩するわけなどないからだ
▼こういう展開は十分に予想されていたのに、福田首相は対北経済制裁の一部を解除し、さらにテロ支援国家指定解除が濃厚になると「核問題解決のためには望ましいことではないが歓迎すべきこと」と容認発言をしていた。つまり米国の軟化に理解を示すメッセージを送っていた

▼こうなったら対応はただ一つ。自力解決あるのみ。与野党問わず心ある議員たちが一致して立ち上がり、断固経済援助協力などを拒絶することである。

六カ国協議に日本だけ取り残される?いいだろう。
拉致問題解決なしにびた一文出す必要などない。困るのは残る五カ国の方なのである

▼交渉ごとは相手の弱みにつけ込むことだろう。
その点、北にとって日米とも与しやすい相手であることを証明してきた。
だが、ここで一転日本が変わる。そう、主権国家としての気概を行動で示すことである。

東海新報 ☆★☆★2008年06月28日付 世迷言
http://www.tohkaishimpo.com/

 「六カ国協議に日本だけ取り残されるのです」

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2008年06月28日

【毎日新聞・変態報道】担当者の処分決定!現社長の役員報酬1ヶ月返上、コラム担当の英文編集部記者は懲戒休職3ヶ月など

【毎日新聞・変態報道】担当者の処分決定!現社長の役員報酬1ヶ月返上、コラム担当の英文編集部記者は懲戒休職3ヶ月など
毎日新聞社:「WaiWai」問題で処分

 毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載された問題で、コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にした。また、監督責任を問い高橋弘司英文毎日編集部長を役職停止2カ月、当時のデジタルメディア局次長の磯野彰彦デジタルメディア局長を役職停止1カ月の懲戒処分とした。このほか、当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の20%(1カ月)、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬10%(1カ月)を返上する処分とした。

 本社は、担当記者が国内の雑誌に掲載された風俗記事を英文サイトに引用する際、不適切な描写のまま英文に翻訳した結果、多くの読者に不快感を与え、インターネット上で批判を受けるなど信頼を損なったと判断した。上司については、記事のチェックを怠るなどの監督責任を問うた。WaiWaiは今月21日に閉鎖している。

 長谷川篤取締役デジタルメディア担当の話 読者の皆様の信頼を損ない、誠に申し訳ありませんでした。今回の問題を真摯(しんし)に反省し、信頼されるウェブサイトの編集、制作に全力を挙げます。

 「コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にしました」

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2008年06月27日

【毎日・変態報道】 毎日新聞 「批判来て、不適切記事があったと考えました」…紙面でお詫びするも、詳細には触れず

【毎日・変態報道】 毎日新聞 「批判来て、不適切記事があったと考えました」…紙面でお詫びするも、詳細には触れず
・毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」の記事に不適切なものがあり、多くの方々に不快な思いをさせました。記事のチェックが不十分だったことを反省し、おわび致します。

 「WaiWai」は国内の週刊誌などを引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介してきました。5月下旬、「内容が低俗ではないか」などの批判が寄せられ、英文毎日編集部は記事の一部に不適切な内容があったと考え、削除しました。それ以外の過去記事にもアクセスできないようにし、外部検索サイトにも非表示にするよう要請しました。

 その後、「WaiWai」を根本的に見直すことにし、6月21日、同コラムを閉鎖。毎日デイリーニューズのサイト上と毎日新聞の総合情報サイト「毎日jp」上で日本語と英語による経過説明とおわびを掲載しました。

 内部で調査を続けていますが、監督責任を含め厳重に処分する方針です。毎日新聞社は皆様のご意見を真摯(しんし)に受け止め、今後、信頼されるウェブサイトの編集、制作に努めてまいります。
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080625k0000m040158000c.html

 「不適切記事があったと考えまして削除されました」

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2008年05月20日

【毎日新聞】心一つに救援、兵士ら「使命果たすだけ」、被災地で秩序が無いという印象はない

【毎日新聞】心一つに救援、兵士ら「使命果たすだけ」、被災地で秩序が無いという印象はない[05/19]
「左に寄ってください。道をつくります」。中国人民解放軍兵士が大声を上げ、ぬかるみに大きな石を投げ込んで即席の舗装を施した。重い荷物を背負って働き続け、腕や肩の皮膚が破れた兵士たちに、被災住民は「本当に頼りになる」と口をそろえた。中国・四川大地震の現場では、兵士や地元ボランティアが心を一つにして、疲れ切った被災者の救援にあたっていた。【都江堰(とこうえん)(中国四川省)で西岡省二】

壊滅的被害を受けた震源地・〓川(ぶんせん)県の映秀地区からは、近隣都市の都江堰に向けて被災住民の避難が続いている。記者は17日夕、映秀での取材を終え、住民の列に交じって徒歩で都江堰をめざした。

幹線道路は岩石や土砂で埋まり、避難ルートは川に沿った泥道だ。ぬかるみに足を取られながら、時にはガードレールのないがけっぷちを歩く。「震源から少しでも離れたい」。住民はその一心で、泥まみれになりながら過酷な道を歩く。

1時間半ほどで、ダム湖のほとりにたどりついた。支援基地から食糧などを積んだボートが到着し、帰路には被災住民を送る。その様子を見ていると、兵士の一人に「乗ってください」と声をかけられた。

「被災者を優先してほしい」と一度は断ったが、兵士は「つらい時はお互い様。あなたの国の援助隊が助けに来てくれているじゃないか」と話し、記者をボートに乗せた。

小型ボートには、4歳の女児が父親に抱き寄せられて座っていた。「寒くない?」「おなかすいてない?」。兵士が繰り返し語りかけるが、女の子は黙ったままだ。「母親が大けがをして病院にいる。ショックで何も話さなくなった」。父親は兵士にそう説明した。

支援基地から都江堰市街地までは、緊急車両が同乗させてくれた。お礼を言いながら乗り込むと、被災者とみられる年配の男性が座っていた。病院に到着するやいなや、後部ドア付近に人垣ができた。「歩けますか」「調子悪いところは?」「荷物を持ちますよ」。若い医療スタッフやボランティアが、男性や記者の手を取りながら言葉をかけた。

途中で出会った兵士の一人は「人民のためにがんばる。使命はそれだけです」と語った。誇ったり、同情を求める様子はなかった。「中国人は自分勝手で秩序という概念がないと思っていた。だが被災地ではそんな印象は一切ない」。取材で出会った中国駐在のマレーシア人記者の言葉が、心に残った。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/world/news/20080519ddm041030051000c.html

 「中国人は自分勝手で秩序という概念がないと思っていた。だが被災地ではそんな印象は一切ないのです」

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2008年02月25日

【毎日新聞】 ギョーザ事件、対症療法では再発防げない〜中国産品との絶縁はありえない、信頼修復、自らも守るという構えが不可欠

【毎日新聞】 ギョーザ事件、対症療法では再発防げない〜中国産品との絶縁はありえない、信頼修復、自らも守るという構えが不可欠[02/24]
 「これでもう二度と起こさない」と胸を張れるものではない。中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受け、政府が決定した再発防止策は、いかにも「とり急ぎ」の感がぬぐえない。

 柱の一つは、今回の対応で批判を浴びた発生後の情報の伝達・集約の大幅な遅滞への対策である。中毒の疑いのある患者発生の情報が保健所になかったり、食べ残しの検査を保健所が受け付けなかったなど業者、行政レベルで落ち度が重なった。

 行政対応が後手に回り、情報が厚生労働省に届くのに1カ月以上を要した。年末の休みのため保健所に連絡がつながらず、送られたメールがそのままになっていたという事態もあった。迅速な情報共有があれば、被害は抑制できたろう。

 防止策は、保健所に「24時間365日対応の体制」確保を求めるという。そして中央の関係府省に「食品危害情報総括官」を置く。何をするのか。定期的に連絡会議を開き「平時でも情報の共有」を図るという。 一方、今回の事件は輸入加工食品の安全チェックの甘さをあらわにした。

 防止策は、検疫所の食品衛生監視員を増員し、機器も整備し残留農薬検査を拡充する。
冷凍加工食品はこれまで大腸菌や添加物などの抜き取り検査はしていたが、技術的な難しさなどから残留農薬の検査をしていなかった。技術改良で22日から横浜、神戸で検査を始めた。遅ればせながら、である。また監視員も全国に334人いるのが7人増員されるにすぎない。

 中毒被害を出した冷凍ギョーザのメタミドホスだけでなく、他の工場も含め別種の殺虫剤が検出されている。残留農薬などとみられる。被害はないが、今回の事件で調べていなければ、知らず知らずに消費されていた可能性がある。

 「人為的な混入」が疑われるギョーザ事件と、残留農薬の問題は分けて考えなければならないが、一連の問題は、食料輸入大国に暮らす私たちが「食の安全」に真剣に、総合的に取り組まなければならないという大きな警鐘になった。そして消費者にとっては、輸入食品に対する実際の安全チェックが「この程度のものだったのか」と気づかされる事態になった。

 だが、いま現実に、将来も、中国産品とは絶縁するという選択肢はありえない。問題解決で信頼関係を修復するとともに、安全確保を相手に強く求め、私たちも自らを守るという構えが不可欠だ。

 その時、効率的な体制づくりも有用だが、何より不可欠なのは当事者の問題認識と責任感だ。今回の発生から1カ月余にも及んだ情報遅滞の問題も従来の体制が必ずしもネックになったのではなく、運用、行動に大きな抜かりがあった。

 その検証と反省がなければ、防止策も再び「形」だけにとどまりかねない。

 「行政レベルで落ち度が原因なのです」

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2008年02月09日

【毎日新聞】 今、中国を語る〜「日本は、中国コンプレックス克服必要」「中国脅威論はやっかみ、アジアの一員なら歓迎すべき」

【毎日新聞】 今、中国を語る〜「日本は、中国コンプレックス克服必要」「中国脅威論はやっかみ、アジアの一員なら歓迎すべき」[02/08]
 ◇「改革開放」から転換期
中国の食事情とともに関心が高まっているのが、開幕まで半年に迫った北京五輪。
世紀の祭典に向けて大国、中国はどう変わっているのだろうか。
【司会・金子秀敏専門編集委員、まとめ・田中義宏、中川紗矢子】

 ◇フェア精神徐々に浸透/反日感情強くはない/「対決」の視点もう不要

金子 五輪とともに今年は改革開放30年でもあります。
莫  私から見れば中国では五輪よりも改革開放30年の方が重要というほど意味があります。
   日本のメディアも中国の指導者も五輪を成長の頂点ととらえていますが、これまで中国は
   開発のためにすべてを犠牲にし、格差、環境問題などの社会矛盾が拡大しました。
   ここに来てターニングポイントを迎えたわけです。

   これからはたぶん、政府はより国民の顔色をうかがいながらことを運び、延ばし延ばしに
   してきた政治改革も日程に乗せるでしょう。「権利を守る」という意味の「維権」という言葉が
   今日の中国国民の心情を代表しているでしょう。


金子 市民の期待感は。
富坂 逆に改革開放で国民が疲れていて、80年代を懐古しています。
   ものは無かったけど幸せだったと。収入も増えたけど労働時間も延びた。
   それを我慢して成り立っているのが今の消費社会です。だから苦しい生活をしてる人は
   五輪に思い入れが強く、非常に期待しているようですね。

亜洲奈 (メーンスタジアムの)「鳥の巣」の現代建築は一つの中国人、北京人のアイデンティティー
    だと思います。現代の象徴で未来を表している。それを自分たちのアイデンティティー
    として親しんでいる。彼らは「中国は中華皇帝だけじゃない、現在の発展した自分たちに
    気付いてほしい」と思っています。

金子 心配なのが反日感情。スポーツとナショナリズムが結びつくことは?

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2007年11月26日

【論説】「求めない、すると…」 足るを知る者は富む…今の自分に満足し、受け入れる。それが本当に豊かな人間

【論説】「求めない、すると…」 足るを知る者は富む…今の自分に満足し、受け入れる。それが本当に豊かな人間
 <求めない−/すると/いまじゅうぶんに持っていると気づく>
 <求めない−/すると/いま持っているものが/いきいきとしてくる>
 <求めない−/すると/それでも案外/生きてゆけると知る>

 書店に立ち寄ったら、平積みされた小さな本が目に留まった。どのページにも、こんな短い句が一つずつ。どれもが「求めない」で始まっている。シンプルで、何でもないような言葉ばかりだが、引き込まれてしまった。
 タイトルも、ずばり『求めない』(小学館)。作者は、詩人の加島(かじま)祥造(しょうぞう)
さんだ。
 人間とは、求めてやまない存在である。求める心が大きなエネルギーにもなる。しかし、現代の私たちはあまりにも求めすぎているのではないか。欲望過多の時代と言っていいかもしれない。
 豊かさを際限なく求めた結果、あふれかえったモノとゴミに私たちは窒息しかかっている。成長と進歩への飽くなき欲望は、自然を破壊し、地球を危機に陥れている。
 快適と便利の果てしない追求に、人は逆に振り回されている。度を越した所有欲が引き起こす事件は、絶えることがない。私たちが抱える不安も、さまざまな「過ぎた欲望」と無縁ではあるまい。
 このあたりで一度立ち止まり、求める心にブレーキをかけよう。加島さんはそう呼びかけている。だが彼が最も訴えたいのは、欲望を抑えることが実は本来の自分を取り戻させ、生き生きとした暮らしにつながるという点だ。
 信州の伊那谷で自然と向き合い、最近は老子や荘子に傾倒しているという加島さん。この作品も、老子の「足るを知る者は富む」に触発されて書いたと述べている。
 今の自分に満足し、受け入れる。それが本当に豊かな人間である。この二千年余り前の言葉を、時代に即して丁寧に翻訳してくれたのだろう。

 <求めない−/すると/求めたときは/見えなかったものが−/見えてくる>
 <求めない−/すると/時はゆっくり流れはじめる>
 <求めない−/すると/心が静かになる>

 「求めないすると豊かになります」

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2007年10月31日

【アサヒる】中日新聞『今年の流行語大賞は「アベする」に決まり!』

【アサヒる】中日新聞『今年の流行語大賞は「アベする」に決まり!』
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「流行語大賞はこれだ!」

最近、人名の後に「する」とか「る」を付けて動詞化することが、はやっている。その中で最も流行したのは、やはり「アベする」ではないだろうか。

これは今さら説明するまでもないだろう。首相としての「職責」にしがみつかず放棄しながら、衆院議員の「職」にはしがみつく安倍晋三前首相の無責任な行動に由来する。
この言葉が本当に「流行語」なのかどうかについては、一時、捏造疑惑も流れた。
あるコラムニストがある新聞に流行語として紹介したところ、インターネット上で、

「その時点ではまだ流行しておらず、コラムニストのでっち上げではないのか」という批判が殺到したのである。しかし、コラムニストが紹介する以前に公の場で使われていることは明らかなので、捏造ではない。

つまり、捏造疑惑の方こそ捏造の疑いが濃厚だ。

私は、これを今年の「流行語大賞」に推薦したい。
同賞を選定している自由国民社の審査委員会は、ぜひ、聞き届けてほしいものだ。

 「サイレントマジョリティを考慮して今年の流行語大賞は「アベする」に決定します♪」

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2007年10月20日

【集団自決問題】 沖縄県知事 「参加者数を少なく言う報道にムカッとくる。20万人いたかも」と疑惑一蹴

【集団自決問題】 沖縄県知事 「参加者数を少なく言う報道にムカッとくる。20万人いたかも」と疑惑一蹴
★参加者数異論を一蹴

・サトウキビ関連の要請で上京した仲井真弘多知事。
 17日夕に記者と懇談したが、話題はどうしても強化諸問題に。
 県民大会の参加者数が4万数千人と報じられたり、一部団体調査で1万3千人などと
 矮小化されていることに、「ムカっとしますね」と怒り心頭。

 自身が20代後半のころ、米国で大規模コンサート「ウッドストック」を見たことが
 あるそうで「あの時は10万人と言われたが、今回はそれどころじゃなかった」と強調。
 「15万人、いや、20万人いたかも」と疑惑を一蹴した。

※沖縄タイムス、10月19日朝刊2面より
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 「20万人はいたのです!!

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2007年10月18日

【論説】 「アニメ世界につかった若者は、複雑な現実より単純化キャラに親近感…小泉元首相のときも同様」…東京新聞

【論説】 「アニメ世界につかった若者は、複雑な現実より単純化キャラに親近感…小泉元首相のときも同様」…東京新聞

・作家の井上ひさしさんは揮毫(きごう)を頼まれると、むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく/ふかいことをゆかいに/ゆかいなことをまじめに書くこと」とよく記す。この極意は日々の実践の集大成になる。特に大事なのは最初の二行だという

 ▼世の中の動き、人の心は複雑で難しい。まずは分かりやすく伝える。次の段階で本質に迫り、深く考えていく。メディアの使命でもあるが、実践することは簡単ではない。自戒を込めて書くと、「やさしく」を単純化、娯楽化と解する傾向がある

 ▼時代が要求しているともいえる。昨日の朝刊・政治特集面では、キャラクターの調査研究などをしている会社の相原博之社長が「アニメ的な世界にどっぷりつかって育った若者たちは、複雑な現実より単純化したキャラにリアリティーや親近感を感じている」と指摘していた

 ▼若者だけではない。小泉純一郎元首相のワンフレーズに、多くの人が拍手喝采(かっさい)したことは記憶に新しい。小泉改革に反対する政治家は「抵抗勢力」というキャラと化した

 ▼参院選で自民党が惨敗するまで、改革の陰に光が当たらなかった一因である。大相撲の横綱朝青龍関やボクシングの亀田一家の騒動も、キャラのせいで組織の体質など、問題の本質が見えにくくなっている。メディアの責任は重い

 ▼新聞週間が始まっている。井上さんは、新聞はもっと知恵を伝えるべきだという。「ふかく」と同様の意味だろう。世の中が一方的に、熱狂的に動くとき、待ったをかけるための極意であると、心に刻んでいる。

 「小泉純一郎元首相のワンフレーズに、多くの人が拍手喝采したのは「抵抗勢力」をキャラ化したからだ!!」

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2007年10月14日

【論説】 「亀田負かした内藤の『“国民”の期待に応えた』発言…小泉煽動政治の恐怖体験からすると、気がかりだ」…東京新聞

【論説】 「亀田負かした内藤の『“国民”の期待に応えた』発言…小泉煽動政治の恐怖体験からすると、気がかりだ」…東京新聞
・英語の「ヒール」は「かかと」だが、プロレス業界では悪玉レスラーを指す。戦後、“卑劣なジャップ”役を演じて、全米にその悪名をとどろかせたグレート東郷の謎多き人生は、森達也著『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)に詳しい

 ▼たかだか十八歳の“悪ガキ”が、三十三歳の“苦労人”世界チャンピオンを“ゴキブリ”呼ばわりし、「負けたら切腹や」と大言壮語して、大差で判定負けした。十一日夜のボクシングWBC世界フライ級タイトル戦中継に、溜飲(りゅういん)を下げたファンは多かろう

 ▼挑戦者は悪名高い亀田三兄弟の二男、大毅選手。最後は悔し紛れからか、内藤大助チャンピオンにプロレス技のボディースラムをかけて投げ飛ばした。文字通り「ヒール」を演じてみせたのだからできすぎだ。興行的には大成功で、瞬間視聴率で40%以上(関西地区)を稼いだTBSは、ほくそ笑んだことだろう

 ▼だが、ちょっと気掛かりなのは、正義役を振られた内藤王者が「“国民”の期待に応えられました」と、コメントしてみせたこと。ヒールを立てて熱狂しやすいこの国で、小泉煽動(せんどう)政治の怖さを体験したばかりだから、なおのことだ

 ▼自分が倒したタイの前チャンピオンとの実力比較より、12回保った少年の潜在能力と将来性をもっと称(たた)えてやれば、さらにかっこよかった。斜陽のボクシング業界のためにもなる

 ▼亀田兄弟も、ヒール役のすごみは実力に裏打ちされてこそと思い知るべきだ。やたらに悪がはびこる時代だが、国民の目も肥えてきていることを忘れないよう。

 「小泉煽動(せんどう)政治の怖さを体験したばかりだから、なおのことだ」

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2007年09月05日

【論説】取材拒否もあるが…産経新聞、実は朝日新聞より中国人に読まれている

【論説】取材拒否もあるが…産経新聞、実は朝日新聞より中国人に読まれている?[9/2]
 人間、話し合えば分かりあえる、という人は多いが、私は最近、この意見にやや懐疑的だ。先日、北京で開催された「北京−東京フォーラム」(日本言論NPO、北京大学主催)の会場で、その思いを強くした。

 日中の有識者を思いつく限りかき集めたような大規模な会合で、メディアの役割、安全保障、経済、環境などのテーマで日中関係について徹底討論したという。そういう場で、出席者らと顔をつないでおくのも記者の仕事なので、ある中国人女性識者に名刺を渡そうとした。
彼女は名刺を見るや「あ、中国のことを悪く報道する新聞」と顔をゆがめて「あなたには名刺をあげたくない」と言い放った。初対面の国務院の局長クラスの人である。

 なるほど、名刺交換を拒否する権利は誰にでもある。だが、「本音で議論しあえる関係をつくりあげる」という趣旨の会合に参加するする有識者ですら、こんな調子だ。

 日中間には、いろんな面で認識の差がある。たとえばメディアの役割は、中国では「党の指導に従って世論を誘導すること」。しかし、日本人はそれを「世論操作だ」と、いかがわしく思う。日本の記者は政治家の悪事を暴き、誤った政策を批判することに使命を感じるが、中国の記者が同じことをすれば、国家転覆罪かもしれない。
(中略)
 しかし、認識を共有できないということは、そんなにいけないことなのか。フォーラムで双方の認識の差が議論によって縮まった、という感想は抱かなかったが、日本人と中国人って、すがすがしいまでに分かり合えない部分の多い国民同士だなあ、という認識は深くした。議論はときに分かり合うためではなく、分かり合えないことを確認する作業でもある。そして分かり合えないからおもしろいと、感じることもあるのだ。

 そう割り切ってしまえば、中国人とのつきあい方もよりよく見えてくる。分かり合える部分だけ共有し、利害の一致だけを行動原理に据えればいいだけのこと。歴史を反省しない日本人は大嫌いだが、日本のハイテク製品とアニメは大好きという中国人もいれば、一党独裁を肯定できないけれど、ビジネスには便利、という日本人も多い。産経新聞は中国でときどき取材拒否にあうけれど、中国当局筋の話では、産経新聞のウェブサイトは、朝日新聞のサイトよりも中国人に読まれている。それで結構だと思う。

 安倍晋三首相は「価値観外交」を提唱するが、価値観も認識も共有できない国同士、人同士がうまくつきあうことも実は外交、社交の醍(だい)醐(ご)味だろう。そんなことを考えつつ、国交正常化35周年目の秋をどういう風に取材しようか、思案中である。

 「たかが名刺を渡さないくらいで「すがすがしいまでに分かり合えない部分の多い国民同士」などと・・・」

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2007年08月18日

【東スポ】TBS「ピンポン!」今度はヤラセ?番組内で「現役客室乗務員」と紹介された女性、実はニセ者

【東スポ】TBS「ピンポン!」今度はヤラセ?番組内で「現役客室乗務員」と紹介された女性、実はニセ者
ヤラセがあったのは6月20日に放送された「現役客室乗務員が激白 迷惑行為の実情!!」のコーナーだった。最近、急増している航空機の中での迷惑行為の実態を、現役の客室乗務員が証言するというもの。「国内線4年、国際線3年」のAさんと、「国内線6年、国際線3年」のBさんの2人が登場した。

(中略)

司会を務める福澤朗キャスター(43)は終始神妙な表情を浮かべながら「許せない!」といった様子だったが、実は登場した2人は現役の客室乗務員ではなかったのだ。
「1人は同番組の『二畳新聞』コーナーを担当しているスタッフ『Y』の奥さん。もう1人はその奥さんの友達で“元”客室乗務員です。2人への収録は番組の放送される前日の19日に行われ、ギャラは3〜5万円ほど。実際に現役を探そうとしたんですが、結局見つからず、このようなことになってしまったんですよ」(TBS関係者)

いくら見つからなかったとはいえ、これではまったくウソの放送をしたことになる。本紙の調べでは、現場スタッフがウッカリやってしまったというわけではなさそうだ。あるTBSスタッフがこう証言する。
このヤラセ取材をやったのは水曜班の下請けの製作会社ディレクターです。この上司にあたるTBS社員のチーフディレクターも知っているし、もちろんTBS社員でもある『Y』も知っている。いわば局ぐるみのヤラセったんですよ

(中略)

別のTBS社員は次のように証言する。
「『納得できない!』『こんな番組づくりでいいのか?』という声が上がり始めています。そりゃそうですよ。いくら現役が見つからなかったとはいえ、社員の奥さんを登場させるんですからね。こんなことではいつまでたってもしんようされないよ」

TBSといえば、今月6日、NHKと民放で組織する「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会から、同局の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」による不二家報道について「重大な放送倫理上の問題があった」として改善を求められたばかり。今後、次々に発覚する不祥事をどう改善していくのか?また、次にヤラセが発覚したときどう対処すべきか、同局の姿勢が問われている。

 「TBSでヤラセがあった模様・・・」

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2007年07月13日

【タイム誌】「金正日はどうして日本ファンの愛を失ったのか」

【日韓】タイム誌が「金正日はどうして日本ファンの愛を失ったのか」と報道・・・増加する総連脱退者[07/12]
「幼い時は金正日総書記のために働く軍人になって、日本と戦いたかったそうです」
在日韓国人三世で在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が運営する朝鮮学校を卒業したという李某(35)さん。彼は学校で北朝鮮を”社会主義者の天国”と学んだとしながらこのように語った。

彼はしかし1990年代初頭に北朝鮮を二度訪問する機会を持ったことで、このような幻想が完全に割れたと言う。彼は「学校で学んだこととは180度違った」とし「学校では一回も北朝鮮での生活がどれだけ無惨か教えてくれなかった」と打ち明けた。

現在フリーランサー記者として活動する彼は、北朝鮮に対して相変らず愛情を持っているが金委員長にかまけて日本内で北朝鮮の実質的な外交窓口役目を専担する朝鮮総連にがっかりし2001年に脱退を決心した。

李さんのように日本に居住する60万名の朝鮮人たちの中には、かなり多い数が北朝鮮の政権にがっかりし、朝鮮総連を去っているとアメリカの時事週刊誌タイムのインターネット版が10日に”どうして金正日は日本ファンを失ったのか”という題での記事を通じて報道した。

北朝鮮に愛情を持った在日朝鮮人たちが主軸になって構成された朝鮮総連は、分断以後数十年の間在日朝鮮人たちが半意無敵で出した寄付金を北朝鮮に送金していたと推定されている。

しかし最近何年も北朝鮮政権の醜い実態が相次いで新たに暴露されていることで、金正日総書記に背を向け、朝総連を脱退する在日朝鮮人たちの数は急激に増えているとタイムは明らかにした。

これにより数千万ドルの資金を北朝鮮に秘密裡に伝達した朝鮮総連が、現在は5億ドルの借金をして東京にある中央本部の建物と土地が差し押え措置にあう蔑みを経験している。

朝鮮総連関係者は「北朝鮮に対する忠誠心が低下している問題もあって、また朝鮮総連が在日朝鮮人社会の擁する問題をよく代弁することができずに人々が離れているようだ」と打ち明けた。

1955年に設立された朝鮮総連は一時、韓国語学校と文化機関などを運営しながら在日朝鮮人たちの民族的自負心を鼓吹させるのに中枢的な役目を担っていた。

しかし以後、在日朝鮮人たちの生活を改善するよりは北朝鮮の行動綱領を伝達して金日成主席と金正日総書記に資金を渡す窓口の役目へと転落し在日朝鮮人たちの外面を受けるようになったとタイムは指摘した。


それに1960年代に朝鮮総連の主導で北送された数万名の在日朝鮮人たちが北朝鮮で苦難と抑圧に遭っていたことが知られたのに相次ぎ、1990年代は北朝鮮政権の人権蹂躙実態が暴露されたことで朝鮮総連に対する非難はさらに激しくなった。

特に2002年北朝鮮がスパイ養成を目的に1970年代以後、日本人たちを拉致した事実を認め去年には核実験まで強行したことで、大多数の在日朝鮮人たちが北朝鮮政権や朝鮮総連と同類されるのを拒否する具合に至った。

また日本内で朝鮮人に対する差別が緩和されたことで、在日韓国人の3、4世代が親世代より日本人と結婚したり、日本国籍を取得するのに憚ることがないという点も朝鮮総連脱退が増えた原因として数えられるとタイムは伝えた。

 「どうして金正日は日本ファンを失ったのか・・・」

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2007年06月21日

【毎日新聞】朝鮮総連は在日朝鮮人の生活に不可欠な存在だけど在日は北朝鮮と関係ない

【毎日新聞】朝鮮総連は在日朝鮮人の生活に不可欠な存在〜緒方氏の心中には、日本が支配した民族への贖罪の念があったのでは[06/19]
おおいた評論:風化と劣化 /大分

 敗戦時の引き揚げの辛苦を私は知らない。しかし話を聞き本を読めば、想像くらいはできる。身近な体験者に竹田市の三代律子さんがいる。現北朝鮮・寧辺から釜山港まで歩きづめの道中で直面した酷(むご)い親子別れを描いた「残された健君は?」は昨年の毎日はがき随筆大賞を受賞した。

 三代さんから、敗戦を境に朝鮮人の態度が一変したと聞いた。連日、祝賀の旗行列の一方で日本人宅への放火や略奪。11歳の少女には理不尽としか映らなかったそうだ。先々週に紹介した元読売新聞記者の故・本田靖春さんも京城(現ソウル)で敗戦。遺作の『我、拗(す)ね者として生涯を閉ず』で当時の父の日記を引用している。

 <半島人の喧騒(けんそう)甚だしく(略)婦女子三人を混(まじ)へ一行十三名日本刀三本を心の頼りに決行的に京城帰還を成す>(原文のまま)。12歳ながら早熟だった本田さんは、朝鮮人の暴動が、日本の植民地支配35年への憤怒の爆発だと程なく悟る。

 朝鮮総連中央本部売却問題の渦中の人、緒方重威(しげたけ)・元公安調査庁長官も、旧満州(現中国東北部)からの引き揚げ者だという。差し押さえを防ぐための売買交渉に応じた理由として自身の体験に触れ「在日朝鮮人の拠点を奪うようなことは、避けなければいけない」と記者会見で話した(15日・西日本新聞)。「(引き揚げ時に)祖国を強く感じたことを思い出した」(14日・毎日東京紙面)とも。

 緒方氏は73歳というから、先のお二人と同年代。「権力の空白の中で、支配体制が崩れたときの個人の弱さ」(本田氏前掲書)を知る人である。朝鮮総連は北朝鮮と密接な組織ではあるが、生活相談や民族教育、祖国里帰りの橋渡しなど、日本社会から疎外された在日朝鮮人の人たちの生活に不可欠な存在になっている。「在日」の大半は市井の人々、北朝鮮の体制とは無縁である。総連を監視する職にありながらも緒方氏の心中には、日本が支配した民族への贖罪(しょくざい)の念が宿り続けてきたのではなかろうか。

 これは忖度(そんたく)に過ぎない。しかし人は理詰めだけで動くものではない。幼少・青春期の体験が人生に少なからぬ影響を与えることは、多くの伝記が示す。わびしいのは会見場の記者たちに、緒方氏の話を気に止めた様子が見られないことだ。記事は冷淡あるいは無視。戦争の記憶の風化、想像力の劣化を感じてしまうのである。<大分支局長・藤井和人>

 「朝鮮総連は日本社会から疎外された在日朝鮮人の人たちの生活に不可欠な存在になっているのです」

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2007年06月08日

【東京新聞】歴史を共有できない日本は、エンターテインメントの仲間には入れてもらえない

【東京新聞コラム】アジアの国々といまだに歴史を共有できない日本は、エンターテインメントの仲間には入れてもらえない[06/07]
 ドイツのハイリゲンダムで始まった主要国首脳会議(G8サミット)にはせ参じた安倍首相、参院選目前に急落した支持率をなんとか回復しようと懸命だ
 五千万件の“消えた年金”に加え、松岡前農相自殺のダブルショックを強行採決の連発でしのぎ、サミットでは地球温暖化対策の独自案を提出して、これを追い風に来年の北海道洞爺湖サミットまで生き延び、議長を務めたいのだろう
 だが、来月の参院選の苦戦が予想される安倍首相と同様、サミットに集まる各国首脳は、退陣が決まったブレア英首相や、任期あと一年半、支持率最低のブッシュ米大統領ら、旗色の悪い人が多い。安倍首相のドイツ現地での認知度は17%で七位、好感度も六番目とか
 サミットといえば、世界制覇をもくろむ“東インド貿易会社”の攻勢に対抗しようと、世界中から“伝説の海賊”九人が“世界の果て(ワールド・エンド)”に集まるのが、ハリウッド映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』完結編『ワールド・エンド』だ
 五月末から世界同時公開で、興行記録を塗り替える人気。安倍首相もあやかりたいところだ。映画ファンとして寂しいのは、この大航海時代に活躍する伝説の海賊たちの中に、日本人が含まれていないこと。
アジアの国々といまだに歴史を共有できないこの国は、エンターテインメントの仲間には入れてもらえない

 十六世紀、ボリビアのポトシ銀山と並び、世界の銀産出量の三分の一をまかなった島根県の石見銀山がことし、世界遺産登録から漏れたのはそのせいかも。

 「これは新聞に載った文章なの?」

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